多趣味なレンチ

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映画レビュー TENET テネット(ネタバレなし)

 

こんにちは、レンチです。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

今回は映画「TENET」について書いていきたいと思います。

 

このTENETという作品はかの有名なクリストファーノーラン監督の最新作です。この監督の作品は難解である事で有名で、視聴した後の作品の考察も醍醐味の一つととしてYouTubeなどでは解説動画等がたくさん投稿されていますね。

 

公開自体は一昨年でかなり時間は経っているのですが、今回はそんなTENETについて書いていこうと思います。(趣味ブログだから許してください…)あ、あと物語の深堀は別に書こうと思っているので、今回はあくまでこのTENETという作品の紹介をメインに書いていきます。

 

あらすじ

 

ウクライナキエフのオペラハウスにてテロ事件が発生した。特殊部隊に偽装して突入したCIA工作員の男は、ロシア人たちに捕らえらてしまうが、やがて今回のテロと対処任務そのものがテストだったことが明かされる。そして彼に課された使命は、時間移動が可能になった未来の世界から来た敵と闘い、第三次世界大戦の勃発を防ぐことだった。

 

って感じです。 正直あらすじを見ても何が何だか分かりませんよね笑 ただ、正直あらすじを100%理解していなくても視覚的に楽しめる作品ではあると思うので、『やべえ、わけわかんねえ…』って人もそんなに心配しないで気軽に観てみてください。派手なアクションシーン等で楽しめます。

 

感想

 

クリストファーノーラン監督にしてはかなり従来のスパイ映画やアクション映画に近い内容だと思いました。先ほども言いましたが、100%理解していなくても充分に楽しめます。っていうかこの映画を本当の意味で理解している人は多分監督本人以外にいないと思います。この監督自体解釈は観た人に任せるっていうスタンスをとる事が多いですしね。(噂では主演を務めた俳優も内容を理解していなかった為にシーンごとに監督に確認しに行っていたとか…)

まあ、難解な映画ながら普段映画をあまり観ないような人達も楽しめる作りになっているなというのが印象的でした。

 

良かった点

 

映画オタクは考察などで楽しめるし、そうでない人達も派手なアクションシーンで楽しめる非常に万人受けする映画だと思いました。(あくまでクリストファーノーラン監督の作品の中ではですが)

次に、アクションが全体的にリアリティがあるなと思いました。時間の逆行という設定はぶっ飛んでいるんですが、実際に現実で逆行ができたらこんな感じになるんだろうなっていうのが想像しやくて妙に説得力がありました。難解な設定ながらリアリティを持たせるのは流石ノーラン監督、上手だなと思いました。(作中の物理学の知識に関しては専門家を呼んでいたようです、この辺の徹底ぶりもいいですよね)

あと作中の登場人物達の服装がすごくおしゃれでそれぞれのキャラクターの個性が表れていてみていて飽きませんでした。

最後に、冒頭のつかみが最高でした。(観れば多分共感していただけると思います!音楽と相まって最高です)

 

悪かった点

 

特になし!と言い切りたいところですが、ほんのちょっとだけ書かせてください(笑)まあ、当たり前なんですが、設定が豊富で一度見ただけでは理解しにくいというのは一本の映画として観た時に欠点なのかなと思いました。でもこれは裏を返せば複数回楽しめる映画という事なので一概に悪かった点だ!とは言えませんが… でもちょっと設定がごちゃごちゃし過ぎかなーって思いました。

あと、これは結構はっきり感じた部分なのですが、予告編で映し出されていた逆行を用いた派手なカーチェイスや派手な銃撃戦は映画の終盤まで出てきません。なのでアクションだけを観にきている人にとってはものすごく中だるみしているように感じるかもしれません。

 

評価

 

10点中9点です。誰が観てもつまらなかったという意見は出ないと思います。個人的には大好きです;)

 

少し前の作品ですが今回は映画TENETについて書かせていただきました。細かい設定についてや他のノーラン作品との比較についてはまた別の記事で書くかもしれません。

 

よかった是非!絶対に後悔はしませんよー:)